レーザー照射による 星状神経節ブロック療法での耳鳴り・難聴の治療体験記です。



星状神経節ブロック療法って知ってますか?

私こと三男三郎(みなさぶろう)は現在、星状神経節ブロック療法なる治療を受けています。

喉には交感神経をコントロールしている、星のような形をした星状神経節という神経節があり、この神経節にレーザー照射して、一時的に交感神経の働きをブロックし、機能を麻痺させます。

そうすることで副交感神経の働きを高めてあげる治療方法です。

人間には、全身の血管や内蔵などの働きを、無意識のうちに調整している自律神経があり、その中に交感神経と副交感神経の両者がバランスをとりながら働いています。

交感神経は、主に昼間などの活動時や、緊張したり興奮した時に働く神経で、副交感神経は、主に夜間などの休息時やリラックスしている時に働く神経です。

頭痛、めまい、疲れ、肩こりなどの症状で、従来の治療に反応がない場合に、星状神経節ブロック療法を行なうと効果があるそうです。

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今年の3月、左耳の方が耳鳴りがひどくなり、聴こえが悪くなってしまいました。
箇条書きですが、これまでの経緯をまとめています。

毎日の生活で疲れすぎたり、ストレスがたまったりして、交感神経が働きすぎてバランスが崩れたのですが、その時は何も分からないまま、掛かり付けの病院の耳鼻科で診察を受ける。

診断の結果、10日間の入院・点滴(ステロイド剤)治療をすすめられる。
ステロイド剤は、免疫力がなくなる薬なので、病気が治らなくても10日間以上は、点滴できないとの担当の先生からの話。

入院して5日ほどで耳鳴りが止まり、聴こえの方も良くなってきて、10日間の入院治療で退院する。

会社に2週間ぶりに出社して、普段の生活に戻ったら、また以前のように耳鳴りがするようになり、治療前と同じになってしまった。それでも投薬だけは飲み続けている。

最近、会社の同僚が足を捻挫してしまい、近くの整骨院に治療を受けに行って、その医院の壁に、耳鳴りなどに効く治療方法が書いてあったと教えられる。

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整骨院で耳鳴りの治療方法? と半信半疑だったが、ワラをもつかみたい心境だったので、その整骨院へ行き、先生に尋ねる。

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ますかわ整骨院(東京都墨田区)の益川先生は、「正直に治るとは言えない、だが相乗効果で他が良くなり、その結果で耳鳴りも治る場合もある」とおっしゃった。

他に良い治療法がないので、試しに星状神経節ブロック療法なる治療法を受けてみることにする。

2ヵ月余り入院した病院での投薬を飲んでいたが、効果のみられない薬を飲み続けているのも、身体にも良くないので、星状神経節ブロック療法なる治療を受けている事を言って、投薬を断る。

今までお世話になった、担当の斉藤先生は、注射針での星状神経節ブロック療法だと勘違いして、副作用を心配してくれた。レーザー照射での星状神経節ブロック療法を、整骨院で受けることを伝えると、聴力検査に来るように言われて1ヵ月後の7月3日を予約する。

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2008年5月27日(火) 初めてレーザー照射治療を受ける。

レーザー照射式の星状神経節ブロック療法は、スーパーライザー(東京医研)という機械で治療する。第6頸椎(のど仏)横に、4秒間隔に1秒づつ10分間照射する。それを両方に行なうので、1回の治療時間は20分間。

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星状神経節ブロック療法は、1930年頃開発されて、欧米ではかなり広く行なわれていて、日本には戦後移入され、脳外科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科などで行なわれたそうです。

1960年頃に改良されましたが、まだブロック手技に不完全なところがあって、重い合併症がみられることがあって、日本でも欧米でも行なわれなくなりました。

武蔵野病院名誉院長の若杉文吉氏が、1962年、東京大学に日本最初のペインクリニック(痛みの診療を専門とする科)が開設されたときに、この療法を採用して積極的に取り組んだそうです。

さらに臨床を重ねて、星状神経節ブロック療法が、全身の病気の治療に適応し効果をあげ、脳に行っている交感神経の緊張をやわらげることを発見しました。

          参考文献:若杉文吉 著 星状神経節ブロック療法(マキノ出版)

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現在の整形外科では、この星状神経節ブロック療法があまり行なわれなかったのは、手技が複雑で合併症多いからと、整形外科のハンドブックに書いてありましたが、治療を受ける方も、そんな難しい手技の治療は受けたくありません。それに注射は怖いです。

7年前から出現した、医療機器「スーパーライザー」がこの問題を解決しました。

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スーパーライザーは、レーザー帯域を含む 1,800mW の光刺激を、患部に集中照射する方法です。

この治療効果は、星状神経節ブロックのように即時ではないですが、半日後には効果が出て、翌日には症状の軽減をみます。そこで連日、症状が消失するまで照射を続けます。

初めて治療を受けた翌朝、妻から言われました。
普段は寝返りをあまりしない私が、ドタン、バタン、と寝返りがすごく、まるで暴れているようだったそうです。

交通事故で、後ろから追突されて、その時は身体に何の異常もなかったのが、翌朝になったら首や背中が痛くて、起き上がれなかった経験があります。
これと同じような感じかなと思いました。逆の意味でですが(笑)。


スーパーライザーによる、星状神経節ブロック療法では合併症は皆無であり、連日の治療ができるそうです。

私は仕事の帰りに、ますかわ整骨院での治療を受けています。30回前後ほど続けると効果があるそうなので、それを信じてほとんど毎日、月曜から金曜日まで通っています。


10回ほど治療を受けたら、耳鳴りが止まりました。これは効いたかなと喜びましたが、その日、夜更かししたら、また耳鳴りがしていました。やはり治療だけではなく、安静にして、睡眠を多く取る生活環境が大切なのでしょうね。


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2008年7月3日 検査予約をしていた病院の耳鼻科で、聴力検査を受ける。
レーザー治療を28回受けている。

驚いたことに、聴力が良くなっていた。
レーザー照射治療の威力か!

耳鳴りは相変わらず、止まらないが、以前よりは治まってきている。
聴こえは良くなっているのだ。

耳鼻科の斉藤先生は、様子を見てみようとのことでした。
8月14日(木)に、検査の予約をしました。 また報告します。

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8月14日(木)、聴力検査に行ってきました。

検査のとき、どちらの耳が悪いのですか? と聞かれたのですが、
あれ、どっちだった? とすぐに返事ができないくらい、忘れていました(笑)。

聴力検査の結果は良かったです。完全に良くなっていました。
耳鼻科の斉藤先生も、驚いていました。

レーザー治療だけで良くなったとは信じられない。
睡眠を良く取ったりとか、ストレスのない生活環境が良かったのではと、レーザー治療の効果を信じてくれませんでした(笑)。

2ヵ月後の、10月9日(木)に、また検査するように言われて予約しましたが、私としては、この病院へ来るのは、今回で終わりかなと思いました。


今、レーザー治療は、月・水・金と1日おきに受けています。
耳鳴りは、まだ少し残っていますが、左耳で携帯電話を受話出来なかったのが、今は平気になりました。



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2010年1月5日
また、耳鳴りがしてきたので、ますかわ整骨院に一年ぶりに行きました。

長年の持病なので定期的に治療した方が良いのでしょうが、この一年は耳鳴りの事は忘れていました。耳鳴りの本などにも、持病として耳鳴りと付き合っていくしかないと書いてありました。

このブログを見て、大田区の方が耳鳴り治療にきたと、益川先生が言ってました。三ヵ月間通って来て、耳鳴りが止まったそうです。嬉しい話でした。

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 参考資料:片田重彦・石黒 隆 共著 整形外科プライマリケアハンドブック(南江堂)